試験科目を見てみよう!…その②

前頁、「試験科目を見てみよう!…その①」からの続きです。


 4.「タックスプランニング」

この分野から本試験で出題されるのは、所得税、法人税、住民税、消費税などです。 そのなかでも中心となるのが、個人の所得に対する税金である所得税です。 そのため「タックスプランニング」では、所得税の仕組みと計算方法から勉強を始めて、それから法人税や消費税などを学ぶのが効率的です。

所得税について

所得税の計算の仕方は、原則的な方法と特例方法とでは、税金の負担額が変わってきます。たとえば不動産を購入したり株式投資などで資産を運用する場合、どの制度や特例を利用できるかによって、税額も変わってくるのです。 所得税の学習の中心は、どういう人がどの所得控除を受けられるかを把握することにあります。加えて特例などに応じた税金計算も頭において勉強することが大事です。

法人税について

減価償却、交際費、役員に対する給与などについて学んでいきます。 この2つの税金についてマスターしたうでで、住民税、事業税、消費税の基本的なところを押さえておきましょう。また、所得税や法人税、住民税については、毎年税制改革が行われますので、そのチェックもお忘れなく。

 5.「不動産運用設計」

親の代からの引き継ぎか自力での購入を問わず、日本ではまだまだ持ち家指向が強いようです。 そしてお金や株式などの有価証券と比べても、資産のなかで大きな割合を占めるのが不動産です。
この「不動産」という資産をどう位置づけるかにより、ファイナンシャル・プランニングのプランも大きく変わってきてしまいますので、しっかり勉強しましょう。 「不動産運用設計」では、主に不動産運用に必要な基礎知識や、不動産の権利関係・登記簿の読み取り方、土地の評価、不動産の売買取引や賃貸契約の実務知識、不動産に関わる規制法規などについて学びます。

不動産と法律・税金

マイホーム取得のための資金、住宅ローン、不動産取得や売却にかかる税金や諸費用などの相談にお答えできるようになるよう、不動産と法律、不動産と税金、不動産投資、賃貸管理などを学習します。

不動産の取引・運用など

不動産登記や建築基準法など、不動産の利権や取引に関する法令を押さえます。 さらに不動産の有効活用や不動産証券投資など運用面の知識や、不動産の所有や譲渡による税金などを勉強して、不動産運用の全体像をイメージできるようにします。

 6.「相続・事業継承」

家族等が亡くなった場合に必ず起こる、「相続」という民法の法令にそって、相続の規定や相続税などについて学びます。 そもそも、相続とはどういうものなのか?相続税にはどんな税金があるのか?遺言の方法とは? といった基本的な事項を押さえたうえで、経営者が後継者に経営を引き継ぐための、「事業承継」についても学んでいきます。

相続の仕組み

相続の開始・相続放棄・承認などの民法用語を覚えていきます。相続人の範囲や順位(配偶者・父母・兄弟・代襲相続人・養子・胎児など)などが出題されやすいテーマです。

遺言など

遺言の種類、遺言の撤回、遺留分割合、遺留分の放棄などについて学びます。

相続税の計算など

相続税の課税対象・みなし相続税・相続税の非課税などについて学びます。学科試験では、これらの知識を使って相続税の計算、申告、納付について割り出す出題がよくなされています。

贈与税の仕組み

贈与税と相続税の違い、贈与税の対象などについて学びます。

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